纏う芸術と脇役

いまだけ、ひっそりしていたい

人生という舞台で、ちょっとだけ主役を降りて、脇役に徹したくなるときがあります。
走り続けて息切れしてしまったときや、少し自信をなくしているときなど、自分の内側から出てくるエネルギーが霞んでしまっているように感じて、存在しているけれど存在していないかのように、佇んでいたくなるのです。

日本の着物とイタリアのシルクが融合した『レナクナッタ』の巻きスカートは、自分の身体をキャンバスとして差し出したくなるような、まさに纏う芸術。
圧倒的存在感を放ってくれるから、トップスやメイクは極力無駄を削ぎ落として。
典型的なパリジェンヌのイメージを想起させるような、ナチュラルな自分でいるのがちょうど良い。
身に着けたときの、シルク素材の繊細さが醸し出す緊張感と、周りの視線がスカートに向くことで肩肘張らずにいられる安心感の相反が絶妙。

纏って、輝いて、主役交代。

「そのスカート、素敵だね!」
自分が褒められている訳ではないのに嫌な気持ちがしないのはきっと、脇役に徹しているから。
大好きなレナクナッタのコンセプトやストーリーを、ちょっと得意げに説明すると、気分はすっかり画廊の案内人。
作品を通じて対話を深める過程は、気心知れた友人と美術館をめぐっているときのよう。
話が盛り上がるなかでむくむくと主演を張りたい気持ちが湧いてきて、気づいた時には満面の笑みと自信で舞台に立っている。
立ち止まった時は、名主役の力を借りて元気をチャージ。
次の幕が開けるとき、もっと輝いている自分がいるはずだから。

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横川真依子

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