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はじめまして、majorと申します。主にインスタグラムで洋服についてあれこれと書いております。ブランドロゴに頼らない、素材や縫製など洋服の根本的な魅力について皆様とシェアできたら幸いです。

このライカーのストーリー

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R-40

R-40

ジェームズ・ボンドになりたくて ジョンスメドレー(JOHN SMEDLEY)の30ゲージニットポロシャツ。カラーは漆黒の深いブラックで、Mサイズを着用。176/56の私だと、このサイズ感でジャストです。 ジョンスメドレーとは、1784年創業のニットウェア界隈、いやアパレル関係者では知らぬものがいないほどの有名な会社。社名の由来は、創業者である、ジョン・スメドレー氏の名前から。 綿糸の紡績と生地作りからスタートし、現在はニットウェアを専門に取り扱っています。また二代目の「原料は最上級の品質を用いるべき」という言葉を頑なに守り、夏はシーアイランドコットン、冬はメリノウールを用いた素材でニットを作っています。 シーアイランドコットンの‘‘30ゲージ‘‘という破壊力 私が購入したのは定番の30ゲージのニットポロ。 『007:ゴールドフィンガー』(1964)で初代ジェームズ・ボンドこと、ショーン・コネリーが似たようなニットポロを優雅に着ているのに影響されました。まず、生地の光沢が凄い。30ゲージというと一般的なハイゲージのニットが10ゲージですから、それの1/3の糸の細さ…これを編める織機&袖とボディを繋げる技術を持つ会社は、世界広しともジョンスメだけです。艶々してます。 あと‘‘糸が細すぎる‘‘ので生地同士が干渉するキューティクル、接地面が少ないため、毛玉になりにくいのも嬉しい。加え素材は高級繊維のシーアイランドコットン100%。コットンの素材のなかで最も長いと言われる、繊維の宝石です。 なぜ繊維が長いと良いと言われるのか…それは、繊維が長いほど、糸にする時に撚る本数が少なく済むため、柔らかくそして滑らかな生地に仕上がるからです。加え、シーアイランドコットンは、繊維の中空部を取り巻くセルロース質が厚く、吸湿保温性が高いナチュラル機能性素材でもあります。自然界の奇跡と表現しても大げさではありません。最上級の洋服のために生まれたコットンです。 着心地・着用感・難点 着心地については、言わずもがな。 聞くも野暮な話ですが、袖を通したとき、あまりの気持ちよさに気絶しました。滑らかな肌触りに加え、ニット素材ですから身体に吸い付くようにフィットします。なんと言いますか、素肌できるとヤバいです。洋服ヲタが保証します。 着用感については、やはりデザインのディテールに難があります。まず、丈が短い。Mサイズで丈が65センチと、一般的なポロシャツにしては短いです。またリブ使用なので普段着用に購入したのですが、動くとどんどん上につり上がってきます。スリット使用にして欲しいな… 難点は、上記を踏まえたデザインの面。やはり、スポーツ用途では全くない、エレガンスなデザイン(襟が首もとに向かうにつれて短くなる垂らし襟や、優雅に靡く袖丈が長いディテール等々)なので、完全に晴れ着です。ここぞという勝負の日に着るのが正解なのかもしれません。 【着用サイズ】 M (普段サイズ L)

JOHN SMEDLEY