仙台で偶然出会った故郷のハワイ
家を出てすぐ、履くものがなくなった
この日は最高の夏日。仙台と猪苗代湖への数日間の旅。仙台では仲間とのご飯を楽しみに、会津若松にはジェットスキーとクルーザーを運転しにいく待ちに待った日。
そんなワクワクの早朝、最寄りの駅までお気に入りのビーチサンダルを履いて向かうと、なんと駅に着く前に付け根のところがブチっと・・・真ん中から切れてしまった。家に戻る時間もなく、しかもかなり早い朝だったので途中経由する駅ナカSHOPも開いてなく、普通に歩けないので予定した新幹線にも間に合わず。
ビーチサンダルが壊れるとかなりストレス
もともと履いていたサンダルは色違いを3足持ってるほどのお気に入り。コンフォータブルな素材でスニーカーに近い感覚でどこへでも履いていける優秀サンダル。ビーサンが切れると歩くのが相当ストレス。そしてまわりにご迷惑もかけます。立ったり座ったりしている時は普通なのに歩くとペタペタおかしい。そしてとにかく歩くのが遅くなる。階段とか地獄ですよ。
そんな相棒と仙台駅に着いた。渋谷駅から仙台駅まで・・ただ電車乗って来ただけなのにすごくヘトヘト。「ほんとよく来れたね」と僕をみる仲間の微笑する出迎えとともに。
そんな時に出逢ったALOHAなヤツ
とにかくビーサン買わせてくれー!と駅ビルに直行。気力も時間もなかったけどそんな時、店頭でふと目に留まった1足のサンダル。買う前からブルースウェードの色調が僕の心と身体を満たしてくれる想像感。
ブランドをみるとisland slipper。実は知らなくって・・調べたらなんとハワイで70年以上の歴史がある有名なブランドだった。その昔ハワイに長く住んでいたので、第二の故郷のサンダルに仙台で出逢うという嬉しい体験。心がホッとした。これを履くとあの珍事件を思い出していまだにクスッとなります。