日常の食卓に非日常を見つける
三密の素晴らしさ
予定のない土曜日。以前だったら飲み会?お花見?それとも、海外旅行?人との予定は、予定の前から楽しい。何を着て行こうとか、それまでに少し痩せようとか・・・新しい生活が教えてくれたのは、『三密の素晴らしさ』だった。
何気ない毎日が幸せだって気づいてなかった。今回のことで、肝に銘じます!と噛みしめて、マスクをして気を付けながら、外へ出かける。
ウインドウショッピングのはすが・・・まさかこれがアウトドアギアの“沼”?!
何を買うつもりもなく、入店。目に飛び込んできたのはチャムスのカラフルな食器たち。何者かに憑依されたのではないかと思うほど、次から次へと商品を手に取っていく。
ブービーシェラカップ。我が家の食器は足りてる。わかってる。でも、でも、これ欲しい!
大げさだけど、心が動くってこういうことだ!とまで思う。好きなものの威力はすごい。シェラカップ、お前さんはすごい。
自宅にあるチャムスのカラースキレットと一緒に食卓へ出したら・・・絶対にいい。マスクの下は、いいこと考えた!と言わんばかりの顔だったと思う。お買い上げ。お店を後にすると「なんだか、カトラリーも欲しいぞ・・・」と次の標的を定めた私だった。必ずこうやって次回への“お土産”をつくってしまう私。一週間後にはまたお店に行ってる気がしてならない。
鶏と卵。シェラカップが使いたいからこの料理なのか、この料理だからシェラカップなのか?
帰宅後は、手に爆弾でも持っているようなテンションで洗面所に向かって手を洗う。早く買ったシェラカップを開封したい!けど、まず手を洗う?それとも上着を脱ぐのが先?いつも順序を迷う。
今日の献立はミートボールスパゲティ。なんと!シェラカップ!ちょうどいい!スキレットは大皿として。シェラカップは取り皿に。食卓でキャンプ気分だ。食器に持ち手がついてるってこんなに便利なのか。と使って感心する。明日の献立はどうしよう。またシェラカップが使いたいから家でキャンプ飯にしちゃおうか、と献立を決める基準がシェラカップに寄せていることに気付くのだった。